皆様こんにちは
本日は
Nigel Cabournのブランドアイコン
" MALLORY JACKET "
〜マロリージャケット〜
の歴史をじっくりご紹介します。
画像の英文を訳した内容となります。
それではお楽しみください。
The
Mallory Jacket
(マロリー・ジャケット)
Mallory Jacket(マロリー・ジャケット)はNigel
Cabournが独自にデザインし、今ではブランドのアイコンとなっている定番アイテムの1つで、2003年の‘The
Ascent of Cabourn’ コレクションで初めて紹介された。
このLIMITED EDITION(限定展開)コレクションでは、デザインのインスピレーションとなったエドモンド・ヒラリーによる1953年の偉業、つまり人類で初めてのエベレスト登頂成功から50周年を記念して、12型の商品をフィーチャーし、各型合計100点限定の製品にシリアルナンバーを入れて販売された。
このLIMITED EDITION(限定展開)コレクションでは、デザインのインスピレーションとなったエドモンド・ヒラリーによる1953年の偉業、つまり人類で初めてのエベレスト登頂成功から50周年を記念して、12型の商品をフィーチャーし、各型合計100点限定の製品にシリアルナンバーを入れて販売された。
このコレクションの製品1点1点には、各型の背景を掲載したA5サイズのハードカバーの本が付属されたが、その時のMallory Jacket(マロリー・ジャケット)は上記の通り。1953年のエベレスト遠征隊が着用していたジャケットがデザインのベースとなっている。
具体的には、このシェルパが着用しているジャケットからインスパイアされた、当初Sherpa Jacket(シェルパ・ジャケット)と呼ばれていたが、後にエドモンド・ヒラリーに同行し、エベレスト登頂に成功した有名なシェルパであるTenzing Norgay(テンジン)にちなんで、Tenzing
Jacket(テンジン・ジャケット)と呼ばれるようになった。
最初のデザインでは、ミリタリースタイルのボタン付きフラップがついた4つのパッチポケットが大きな特徴となっていた。そして、肩や肘にもケブラー素材のパッチが付いていた。そのデザインは、現在知られているMallory Jacket(マロリー・ジャケット)とは少し違い、そして実際には商品化されなかったのだが、このデザインが原点となり、現在の定番デザインの1つへと変遷していったのである。
ケブラー素材のパッチを使わなくなったのは、よりトラディショナルでオーセンティックなベンタイル素材がデザインの原点とも合う上、機能的価値もより高いと考えたためである。そしてもう一つのデザイン的な特徴として、ラペル上部に付いているボタンとクラシックなメタルフックを使用することで、首元を閉じることができる仕様となっている。
2003年には、‘The Ascent of Cabourn’の全コレクションがまず日本で発表され、その後イギリスでも紹介され、共に絶賛された。展示会形式の販売イベントでは、1953年のエドモンド・ヒラリー卿が使用したテントをモデルに作られた、カスタムメイドの大きなベンタイルテントが会場の中央に張られた。
Tenzing Jacket(テンジン・ジャケット)は、その後間もなく、ハリスツィードとベンタイルといった、ナチュラルで非常に機能的、更に見た目にも美しい素材で注目され、寒い冬には不可欠なジャケットとなった。
1924年にエベレストの頂上を目指し、北東稜の頂上付近で行方不明となったイギリスの登山家、ジョージ・マロリーの遺体が、その75年後の1999年にマロリー・アーヴィン探索隊によって発見された。これをきっかけに、彼に敬意を表して、このジャケットはMallory Jacket(マロリー・ジャケット)に改名された。
Mallory Jacket(マロリー・ジャケット)には、その原点となった2003年発表のSherpa Jacket(シェルパ・ジャケット)に幾つかのデザインやフィッティングの変更が取り入られた。
特に、肩回りにベンタイルパッチを加えた事で、 ‘The Ascent of Cabourn’ ブックに掲載されているオリジナルの写真に載ったジャケットのデザインに近づいた。
プロポーション的に、また、着やすいようにボタンの場所も変更された。
2008年のバージョン以降、それまで使用していた首元のメタルフックの代りに、ボタンで取り外しのできるタブを付け、使用しない時にはラペル裏か見返し部分に収容できる仕様に変更し、内側の背中部分にはシークレットポケットも採用した。
特に、肩回りにベンタイルパッチを加えた事で、 ‘The Ascent of Cabourn’ ブックに掲載されているオリジナルの写真に載ったジャケットのデザインに近づいた。
プロポーション的に、また、着やすいようにボタンの場所も変更された。
2008年のバージョン以降、それまで使用していた首元のメタルフックの代りに、ボタンで取り外しのできるタブを付け、使用しない時にはラペル裏か見返し部分に収容できる仕様に変更し、内側の背中部分にはシークレットポケットも採用した。
Mallory Vest(マロリー・ベスト)は、1924年のエベレスト遠征隊でジョージ・マロリーが着用していたベストからインスパイアされた製品である。画像をみて頂くと、ジャケットの下に同素材のウールベストが確認できる。
Mallory Vest(マロリー・ベスト)は2009年の秋冬コレクションで紹介され、当初はジャケットの下に着用し、Mallory Jacket(マロリー・ジャケット)を引き立てるための目的で作られ、今では定番アイテムとなっているが、ジョージ・マロリー氏の当時の写真のように、ジャケット無しでも活躍できるアイテムである。
定番のベストはジャケットと同色のハリスツィードで提案しているが、AW13シーズンでは数色のツィードをミックスしたクレージーパターンでも展開しているので、ぜひご覧頂きたい。
Mallory Jacket(マロリー・ジャケット)は、冬には別注のハリスツィード、夏は厳選した様々な薄手の素材を使用し、素材を変え毎シーズン進化し続けている。素材は何にしても、Mallory
Jacketはもはや、男性のワードローブには必須のアイテムなのだ。
THE ARMY GYM TOKYO 03-3770-2186
Nigel Cabourn新宿伊勢丹 03-3352-1111(代表)
Nigel Cabourn松屋銀座 03-3562-2810
Nigel Cabourn JR大阪三越伊勢丹 06-6341-1213
THE ARMY GYM 福岡 092-761-8898
0 件のコメント:
コメントを投稿