THE ARMY GYMの木村です。
REDWING WORK CHUKKA 3144が、
昨年ARMY GYMの完全限定販売として展開し、
ご予約による入荷待ちが約半年と話題騒然となったのは
記憶に新しい所ですが、、、
2011年春、新たなモデルが加わります！！
CLASSIC WORK 6”
ROUND-TOE
8144
「SLATE BLUE ABILENE」
￥26,880（税込）
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美しいSLATE BLUEが載ったレザーは、
Abilene Roughout。
レッドウィング社は、
自社で革のタンナーを所有している数少ない靴メーカーです。
コスト志向の強い昨今では、
アメリカ国内で革をなめす事は非常に難しくなっています。
革のなめしの全工程を行うメリットとして、
アメリカ国内からフレッシュ・ハイド （塩漬けされていない原皮）を
調達できる事があります。
テキサス、カンザスなどの牧場から
ミネソタのレッドウイングまで短時間で輸送が可能となる為、
保存のために原皮を塩漬けにする必要がありません。
塩漬けにすると保存はできますが、
原皮が傷んでしまうため
フレッシュ・ハイドからなめす事は革のクオリティーを高く保持する事に繋がります。
フレッシュ・ハイドはまずクロムでなめされます。
クロムなめしによる革は、
ヌメ革で知られるタンニンなめしにくらべて耐熱性や耐久性が高く
ワークブーツには不可欠ななめし方法です。
この後、レザーの厚さを整えますが
Slate Blue Abilene はアメリカのレザー業界でHHグレードと呼ばれる、
2.0～2．2mm の厚さに仕上げられています。
レッドウイングのワークブーツの多くは
ライニングを打たない一枚革で作られるため、
厚みを持った革を使用する事ができます。
Slate Blue Abilene は、
Roughout として一枚革を裏返して銀面（スムーズな表面）を内側に、
床面（起毛している内側）を外側にして使用しています。
通常のスエードは、
一枚のレザーを薄くカットし、
銀面側の断面を使用する事が多く
銀面のついた一枚革を、
銀面を内側にして使用するのは非常に贅沢なことだと言えます。
このようなラフアウト・レザーは
かつて登山家が靴の革の表面に細かなキズがつくことで、
防水性や耐久性が損なわれる事を嫌い
銀面を内側にした靴を作った事から始まったといわれています。
現在でもアウトドア、ワーク、ミリタリー用の
靴でもよく用いられます。
Slate Blue Abilene は外側に起毛したレザーを使用していますが、
この起毛をやわらかい、自然なものにするため、
仕上げにオイル分を加えない、
ドライ・タンド・レザーです。
本製品の美しいブルーグレーが、
Nigel CabournのSS11コレクションにベストマッチします。
本商品はこちらでもご紹介いただいております。
http://www.honeyee.com/news/fashion/2011/002785/
・予定販売時期： 2011年3月末頃～ （THE ARMY GYM 及び欧州、北米）
半年後の2011年秋冬より日本を含むアジアでの展開の可能性があります。
・予約開始時期： 2011年2月上旬～中旬頃
現在、入荷数は未定です。
確定次第、予約開始いたします。
本ブログにてお知らせいたしますのでお見逃しなく。
現在、サンプルが日本に1足しかなく、
雑誌等の媒体に出るのももう少し先になりそうです。
媒体に出るとお問い合わせが確実に殺到します。
気になられる方は、
予約受付開始の2月上旬以降に是非ご連絡下さい！！
スタッフ一同お待ちしております！
【Nigel Cabourn直営店】
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-21-4
TEL 03-3770-2186
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